0120-456-125

平日9:30〜21:00/土日祝9:30〜18:00

メールでのお問い合わせ 24時間・365日受付
メニュー メニュー

機械のオペレーター(非作業員)が回転刃で指を切断してしまった労災事件

  • CASE672
  • 2021年01月27日更新
製造職
愛知県
男性
30代
後遺障害等級:準用第10級
傷病名:左第2、3指不完全切断、左第4、5指完全切断
労災支給額:1029万9626円
会社からの賠償額:560万円
総額:1589万9626円

業務内容

Aさんは、機械のオペレーターとして、工場内で機械トラブルが発生しないかどうかを監督する業務に携わっておられました。

災害の状況

Aさんが工場内を見回っていたところ、高速回転する刃で製品を切断する機械のところでトラブルが発生しました。そこで、依頼者は、何とかトラブルを処理しようと考え、回転している刃の後ろ側に手を入れたところ、刃に触れてしまい、指が切断されてしまうという傷害を負ってしまいました。

相談内容

会社側は、労災保険給付の申請手続きには協力してくれたものの、本件労災事故が発生したのは、Aさんの過失によるところが大きいとして、会社としての補償は特にしないという態度であったため、会社に対する損害賠償請求が出来ないか、ご相談いただきました。

ベリーベストの対応とその結果

まずは、会社に対して、回転刃に触れないようにするカバーを設置したり、安全講習を行うといった安全配慮義務を尽くしていないということを指摘し、損害賠償請求についての任意の交渉を持ちかけましたが、会社側は、安全配慮義務違反は全くないと主張し、支払うとしてもお見舞金として30万円くらいしか支払えない、との回答であったため、すぐに訴訟を提起しました。
訴訟の中では、作業内容や事故の発生状況について詳細な説明を求められたため、工場の見取り図や作業工程の図を作成する等して、裁判官に具体的なイメージを持ってもらえるように工夫しました。
本件では、Aさんが機械のオペレーターということで、現場の作業自体を行う役割の従業員ではなかったことから、使用者にどこまでの責任を問えるかが問題となりましたが、Aさんに限らず、誰でも刃に触ってしまうことがあり得る状態になっていたこと、発生した怪我が重大であること等から、会社に一定の安全配慮義務違反があるということは前提として、Aさんが真面目に業務に取り組んでいたことも考慮されて、500万円以上の和解金を支払っていただくという内容で、和解が成立しました。

全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)

お気軽にお問い合わせください ご相談の予約はこちら

0120-456-125

平日9:30〜21:00/土日祝9:30〜18:00

メールでのお問い合わせ
24時間・365日受付

お気軽にお問い合わせください ご相談の予約はこちら

豊中千里中央オフィスの主なご相談エリア

豊中市石橋麻田町、稲津町、今在家町、大島町、岡上の町、岡町、岡町北、岡町南、春日町、神州町、北条町、熊野町、栗ケ丘町、桜の町、三和町、柴原町、島江町、庄内幸町、庄内栄町、庄内宝町、庄内西町、庄内東町、庄本町、城山町、新千里北町、新千里西町、新千里東町、新千里南町、末広町、千成町、曽根西町、曽根東町、曽根南町、立花町、玉井町、大黒町、刀根山元町、野田町、服部寿町、服部西町、服部本町、服部南町、服部元町、服部豊町、原田西町、原田元町、東寺内町、東豊中町、日出町、広田町、二葉町、宝山町、豊南町西、豊南町東、豊南町南、蛍池北町、蛍池中町、蛍池西町、蛍池東町、蛍池南町、本町、待兼山町、宮山町、山ノ上町、若竹町、箕面市粟生外院、粟生新家、石丸、稲、今宮、小野原西、小野原東、萱野、外院、船場西、船場東、西宿、白島、坊島、吹田市青山台、上山田、千里万博公園、高野台、竹見台、津雲台、藤白台、古江台、山田丘、山田北、山田西、山田東、池田市、茨木市、豊能町、能勢町にお住まいの方

ページ
トップへ